今回レビューするのは、ナイキの「ペガサス41」です。購入時や使用初期は悩みましたが、なじんでいくと、走り心地が最高です。もう一足、買い足すか、新たな悩みが生まれました。
ミッドソール素材に「ナイキ リアクトX」を採用。前作と比較して13%以上のエネルギーリターンが向上。大迫傑選手をはじめ、いろいろなレビューを見て、気になってはいました。
ただ、定価16,500円は高め。以前に使用していた「ペガサス37」のイメージもあって発売時にすぐ購入とはいきませんでした。37は耐久性はあるけど着地は硬め、長時間走ると疲れるイメージがありました。当時はまたペガサスシリーズを買おうとは思えませんでした。
ところが、ジョグ用で数年使ってきたHOKAの「クリフトン7」が裂けて(ひっかき傷の穴が次第に大きくなり)走るには支障が出るようになり、ナイキのセールも同じタイミングで始まりました。これは買うしかない、とポチりました。
足をいれたとき、足全体を包み込むようなホールド感に驚きました。37にはなかった感覚。ホント、包まれています。
公式サイトによると「画期的なDynamic Midfoot Fitシステムも新たに採用。 内側中央部のバンドにシューレースを結び付け、足全体を包み込むシステムだ。 このような中央部の構造によって、抜群に優れたサポート性、耐久性、快適なフィット感が実現する」そうです。
走ってみると、高いクッション性を感じます。柔らかいのですが、反発力もあります。「ナイキ リアクトX」のおかげなのでしょう。
使用初期は、数週間は履かない時期もありました。ちょうど左太ももの内転筋を痛めており、履き慣れない新シューズで走ると、毎回5キロ過ぎから痛みがでて走れなくなっていました。柔らかさと反発力が足の痛みにつながっているように思えて、購入を後悔したこともありました。
ただ、足の痛みがなくなってから再び使い始めると、スピード走をしても長距離走をしても、足を守ってくれているような感覚があります。重さは296グラムですが、疲労も少なかったです。37のときはなかった〝相棒感〟があります。
またセールがあったら、買っちゃおうかな。それぐらい気に入っています。定価16,500円ですが、コスパは高いとおすすめできる一足です。
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